人気ブログランキング |

ICUシンドロームと言う言葉をご存じでしょうか?? そのⅡ闘病記②

主人が私の病状の説明を受けて「説明を受けました」という書類にサインして帰宅したのが夜の9時過ぎ。

(後から、その説明書を見せてもらいましたが。
冠動脈三本のうちの二本の根元である主幹部が閉塞しておりました。
二本分の血管が一本につまった為に著明な心機能の低下をきしております。
カテーテル治療により血流は再開しましたが、それまでの間は壊死が続いていました。
その為、現在心不全状態になり、肺に水がたまり呼吸不全を併発しています。
人工呼吸器に装着し、心不全の管理を行います。
鼠蹊部の血管より循環補助装置を挿入し心臓の補助をしています。
主管部の心筋梗塞は非常に予後が悪いです。
今後、致死性不整脈・重症心不全・弁膜症・心破裂を起こす可能性があります。
心破裂を起こした場合は、病院にいても救命することは不可能です。~と、そんな内容。一部抜粋。)

ストレッチャーに移される前に私は主人に「リバティの薬を忘れないようにね!!お願いします。」と言ったそうです。。。
主人が帰宅してカップラーメンを食べて眠りについたのが12時近く。
しかし、主人は翌朝の3時半に病院からの電話でたたき起こされて急いで私の元へ。
心臓の周りから出血が起きていて、一時心臓も止まってとても危険な状態であると。
急いで、心臓の周りに出血した血液を抜く作業を。
ここらへんは全く記憶がないので、手術室に連れられていき、それなりの処置をされたとのこと。
止まった心臓には、主治医が心臓マッサージで対処してくださり、輸血も行われたとのことでした。
私は、とても苦しい状態にあるので、苦しみを与えないように寝かせてあります・・・との主治医の配慮により熟睡状態で何も気付かない状態で横たわっていたことになります。
この3日間は、とても精神的にも辛い3日間だった~と後から主人から聞かされることに。
一人でどうしていいかわからない状況になり主人の妹さんにも来てもらったと。
その時、確かに私の耳には主人の妹さんの声が届いていました。
「ハトコさん~。」と呼ばれる声を聴いたのですが、その時は夢の中の出来事だと思っていました。
よく昏睡状態にある人でも、最後までは聴覚はしっかりしているので、話しかけて上げるように
・・・という話を聞いたことがあるのですが、まさか自分が実体験をすることになるとは。
4日目の朝。私は初めて熟睡状態から目覚めました。
こんなに気持ちよく眠れたのは人生初めてだ~!!
と覚醒した途端に、私は奈落の底に。
私の体は管だらけのスパゲッティ症候群。右手左手には点滴の管。
右に人工呼吸器。左は心臓の循環補助装置(大動脈バルーンパンピング装置)
口は気管挿管されていて口がおおわれている感覚。
そして、鼻には栄養を入れるためにチューブと酸素マスク。
おまけに導尿カテーテル。
そんな状態で、ただただベッドに横たわっていました。
目が覚めた私の元に主治医が来て「僕のこと覚えている??何とか生命の危険からは脱したので良かったです。」とおっしゃったのですが、私にはこの状況がどうして良かった~と言えるのか・・・と首を捻るしかありませんでした。

今は、この時に救ってくださったことに感謝の気持ちしかありませんが、その時には全く喜べる状況ではなかったのです。


by mihi_liebe | 2019-05-01 20:42 | 健康 | Comments(0)